
まだまだ余韻に浸っております
2月22日に門前仲町で開催されたゲイで茶を沸かす初のリアルイベント、大寄せ茶会〜お茶っていいとも!〜
配信では触れたものの、わびさびで振り返るのは私がはじめてですね。
茶ガマ一同同じ気持ちだったと思うのですが、イベントの達成感や余韻に浸るとともに、準備に心血を注ぎすぎた反動である種の燃え尽き状態になっていたと思います。
振り返り配信も遅ければ、イベント音源もいまだ調整中という有様ですが、ご容赦いただけますと幸いです。
またアップデートがあると思いますので、楽しみにお待ちください。
今までリスナーのみなさんとお会いする機会といえば過去に2回参加させていただいたポッドキャストウィークエンドぐらいでした。
もちろん普段は一方通行で声のみをお届けしている分、みなさんと実際にお会いしてお話できる喜びは大きいものでしたが、一組あたりのお話できる時間がほんの数分ということを心苦しく思っていました。
それが今回のリアルイベントの開催を決めた大きな理由でもあります。
なんで観覧型イベントにしたの?
イベントの形式についても何度も話し合い、交流型イベント(私たちとだけでなくリスナーさん同士も含めて)も検討したのですが、それだと大人数での開催が難しいことや、参加のハードルが高いと感じる方も少なからずいらっしゃると考えて、第一回は誰もが気軽に参加しやすい観覧型のイベントにしました。
参加後にみなさんが書いてくださったアンケートから、たくさんの気づきをいただきましたが、中でも交流を求めるご意見も多かったので、今後は交流型のイベントも企画していきたいとメンバー内でも話し合っています。
イベントの形式は他にもいろいろあるかと思いますが、回数を重ねていく中で自分たちと参加者のみなさんが楽しめる形を模索していきたいと思っています。
イベント当日 開演までの様子
イベント当日はというと……ほんとにバッタバタでした。
ゲイ茶メンバーは12時に門前仲町のモスバーガーで待ち合わせ。
13時集合だったはずのお手伝い組のパッキーとねぇ一歩のP、たっちゃんもその時間に来てくれていたので、ランチをしながらそれぞれの動きを説明させてもらいました。
当日だけの説明では到底理解できないような複雑なオペレーションだったにも関わらず、三人はすんなり理解してくれて頼もしいのなんの。
14:30に会場入りしてからは、椅子やテーブルの設営、照明や音響の打ち合わせ、リハーサルと目まぐるしく過ぎていきました。
私もずっと動き回ってはいたもののテンパっていたので、主には行ったり来たり、ゴミを拾ったり、みんなにドリンクや缶バッジを配ったりと何かやっているようでその実、役に立っていなかったような気がします。
途中でピアノのたつやさんが照明を落とすと譜面が読めないということと、物販で商品を入れるカゴを一切用意していなかったことも発覚し、Pとたっちゃんに近くの100均に買いに行ってもらうなんて事態も。
指示が曖昧だったにも関わらず、気を利かせてスピーディに候補を提案して買ってきてくれたお二人には頭が上がりません。
そうこうしているうちに、気づけばもう開場の16:30……!
ガラス越しにも見えるたくさんのリスナーさん!!緊張MAX!!!
その場にいる全員の興奮とドキドキが高まる中、予定時間を過ぎているにも関わらずどうしても円陣を組みたいしゅんぴー!
もういいんじゃないとか口走る私!
それでもなんとか全員を集めて円陣で気持ちをひとつにしました。
きっと開場できたのは16:35ぐらいだったかな?みなさん、ごめんなさい><
マッキー目線の舞台裏
開場してからは2階の控え室から何度もカーテン越しにお客さんの様子を確認しては、うれしさと緊張感が高まっていきました。
しゅんぴーはというと、開演前の音声やスライドを次々に流す役割をまっとう中。
梅子とスーパーの店員Kくんを演じるトトメスの音声に笑い声が聞こえてきて一安心。
17時になり、しゅんぴーがMCとして例のオープニング曲とともに登場していきます。
開場の歓声が聞こえ、私たちもまた一段と緊張。
⚪︎モリさんに扮したしゅんぴーに動きに合わせて開場の手拍子が一発で決まった瞬間、なんだか私まで誇らしくなりました。
そして、いざ茶ガマ3人が登場!
会場を埋め尽くすリスナーさんに感動しながら、そこからは一人でも多くの方に楽しんでいただきたいという思いで必死でした。
最初は緊張もあってうまく話せなかったような気がするのですが、不思議なものでコーナーが始まると目の前にはゲイ茶の3人がいていつものようにトークしているので、リラックスしてその場を楽しむことができました。
休憩時間に入り、やっと一息。
セットの転換をしながら、ジャスミンとトトメスに「なんかめっちゃ楽しいんだけど!後半も楽しもう!」なんて話しかけて、二人も同じテンションで同意してくれたのが妙にうれしかったのを覚えています。
仲間がいて、これまで準備してきた今この瞬間を全員が楽しめている、その現在進行中の事実がこの上なく幸せで、アドレナリンとともに自分を駆り立てているようでした。
確実に一番準備に時間がかかったのは、ラジオドラマ。
なんとしても成功させたいという思いを抱えつつ、でも全員が冷静に構えられていたように思います。
恒例でもありますが、台本にないセリフをバンバンぶっ込んでくるジャスミン、
完全にトト子になりきり台本を見ずともセリフを発するトトメス、
そしてナレーションをさせたら右に出るものはいない(?)シュン。
それぞれが笑いをとる度、「ほら、うちの⚪︎⚪︎面白いでしょ!」なんて頼もしい気持ちになりました。
私もマキオを演じながらも、本気でそれぞれのアドリブに笑い、完全にその場を楽しんでいました。
中でもトトメスは場の空気を読みながら、絶妙なタイミングで会場を沸かせる一言を次々に発するので、私は必死に食らいつきながらも、笑ってもらいたい一心で演技に熱が入ります。
そして、会場にいた誰もがビックリしたであろう、歌。
ジャスミンのソロ曲はピアノとチェロの生演奏も相まってとても感動的で、歌声にうっとりとしているリスナーさんのお顔がたくさん見受けられました。
こんなクオリティの歌が藍内蒼馬作品の途中で挿入されるとは思ってもみなかったですし、「今これポッドキャストのイベント中だっけ?」なんて私ですら思ったりもしました。
会場にいた方はご存知ですが、実は作詞作曲もジャスミンなんです。これぞジャスミンだからこそなせる業ですよね。
もうひとつ用意していた歌は、なんと私たち4人によるエンディング曲。
ジャスミンがまた歌うと思われていた中で、しゅんぴーが歌い出した瞬間、会場が「お前が歌うんかい!」とずっこけていましたね。
そんな中、あれだけ練習してきたのに私の歌のクオリティたるや……
でもありがたいことに来場者のみなさんもアドレナリンが出ていたので贔屓目で見てくださったのか、アンケートで「感動して涙が出た」なんてお声も少なくなかったです。
なので音源化してしまうとそこまでうまくなかったことが露呈してしまうという問題も。笑
その後はプレゼントコーナーとエンディングという流れで、予定通り19時に無事終わりました。
お出口でリスナーさんとハイタッチをしながら一言二言お話させていただくこともでき、直接交流できた時間がまた大切な宝物になりました。
片づけはご厚意で友人も手伝ってくれ、20時前には完全撤収することができました。(実は、20:30まで借りていたので、もっとみなさんとゆっくりお話できたのにという後悔も……)
みなさまへ最大級の感謝を
その足でゲイ茶メンバーとお手伝いスタッフ、演奏者のお二人と打ち上げ会場へ。
全員でイベントを成功させた(と言わせてくださいmm)充足感に浸りながら、それぞれの持ち場でのエピソードや来場者の方の反応などをひとしきり共有し合いました。
パッキーは照明やタイムキーパー、全体サポートをしながら、なんと来場者の方から音声メッセージをいただくというサプライズも。
ねぇ一歩のPとたっちゃんは約25分で150名のお客様をご入場いただくという難しいミッションを完璧に対応してくれただけでなく、休憩中のトイレ待ちの状況なども知らせてくれるという細やかっぷり。
かっぴーは開演中やエンディングの集合写真、お見送りのシーンなどたくさんの素敵な写真を。
シャニカマのかもしかさんといのこさんは、PCWEに続き物販をお願いさせていただき、スムーズにたくさんのお客様を対応してくださいました。
演奏者のお二人も直前でアヴェマリアを追加するという無理難題にも応えてくださり、ポッドキャストのイベントとは思えない素敵な音色で会場に華を添えてくださいました。
ゲイ茶でも一部の会話は配信させていただきましたが、みんなで語り合ったあの時間はとてつもなく楽しく、そしてその場にいる全員の愛に溢れたかけがえのない時間でした。
ポッドキャストを通して、ゲイ茶メンバーやリスナーさん、こうしてご縁があって全力でお手伝いをしてくれる仲間に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
正直自分たちだけで会場をお借りして、これだけの規模のイベントを企画・運営するのは想像以上に大変でした。
ですが、その分だけ得られたものはとても大きく、ポッドキャストをやっていてよかった、生きていてよかったとまで私は感じました。
どんな形であれ、今後もみなさんとお会いできる機会を大切にしていきたいと、ゲイ茶一同考えています。
改めて今回のイベントに関わってくださった全てのみなさま、そしてゲイ茶を聴いてくださっている全てのみなさま、本当にありがとうございます。
至らない点も多々ある私たちですが、今後ともあたたかく見守っていただけますと幸いです。

Photo by かっぴー

- 書いた人
- マッキー恋するファッショニスタ
ファッション好きでとにかくおしゃべり、都内在住、アラフォーゲイ。ゲイ茶の中では恋愛担当かつ癒し系枠。
ここだけの話、実はあの人気BL作家「藍内蒼馬」という噂。
ほかに「マッキーの\ちょっと聴いてよ〜/」というひとり番組も配信中。
https://lit.link/mackypodcast