楽しかった旅行からのまさかの転落劇
配信でもお話しましたが、9月にプーケット旅行に行っておりました。
旅行から帰ってきて、1日の休息日を経て職場復帰するはずが、そこからまさかの食あたり……
上も下も大洪水で、横になっていてもしんどい。
という状態が長らく続き、ようやく回復いたしました。
月並みなことだけど、「本当に健康って大事」
毎日当たり前のように好きなものを食べていたけれど、脂っこいものや辛いものを食べられるのは健康の証ですね。
30代に入ってから何度も胃腸炎を経験してきているので、昔のような暴飲暴食を避けて身体を労らないとなとしみじみしました。
我が家では二人してダウンしていたのもあって、療養中にタイの話をするのはタブーになっていました。
楽しかったはずの思い出も気持ち悪いときに話すと「タイ=気持ち悪い」という図式が出来上がってしまいそうで、写真を見たり思い出話をすることも一切遠ざけていました。
そこで調子が戻ってきた今こそ、「わび茶」でプーケット旅行記をしたためてみることにしました。
旅行のお金事情って気にならない?
ただふつうに書いても面白くないなーと考えていたところ、私がいつもSNSで友人の旅行の様子を見たときに
「このホテルいくらなんだろ?」
「このレストラン高そう。稼いでるな〜」
なんていう下世話なことを考えてしまうタチなので、今回はあえてお金周りのことを赤裸々に書いてみようと思います。
【航空券・ホテル代】
私はあまり自分で海外旅行を計画して航空券やホテルを手配したことがないことに気づきました。
いつも恋人や友人が手配してくれていたからです。
そこで旅慣れしている友人にいくつかのオススメサイトを聞き、結果的に「Expedia」で航空券とホテルを一括で予約することにしました。
ちなみにホテルはぴっぴがGoogleMapで見つけてきたこちらに二人して一目惚れ。
DINSO RESORT & VILLA
https://www.dinsoresort.com/phuket
外観からするにめちゃくちゃ高そうな気配を醸し出していますが、意外とそこまでではないんです。
正確な金額はわからなくなってしまったのですが、プールビューの客室で朝食付きで、
一人一泊、約2万円ほど。(ヴィラタイプだと大体倍ぐらい)
ちなみにサマソニで幕張のアパホテルに泊まったときに2万円だったことを考えると、リゾート地でこの値段なら決して高くないと思いました。
ぴっぴは4連休だったので本来は3泊したいところだったのですが、プーケットまでは飛行機で片道10時間以上かかります。
3泊してしまうと早朝にホテルを出るスケジュールだったのでホテルは2泊にして、前日の深夜発〜最終日の夜発の便を選び機内で2泊するという旅程にしました。
希望の便を選択することで航空券は少し高くなってしまいましたが、現地の国内便も含めてタイ航空で予約して、
一人往復、約9万円ほど。
なので、航空券&ホテル代を合わせて一人約13万円となりました。
昔はもっと航空券が安く取れたような気もしなくもないですが、円安の影響を受けない国ということもあり比較的抑えられた方なのではないかなと思います。(そもそも昔はこんないいホテル、自力で泊まれなかったけど)
【プーケット初日】
ひさしぶりのタイに期待に胸を膨らませて着きました!プーケット!
……雨!!!!見渡す限りの雨!!!!
そう、私たちは南の島でのバカンスを夢見て予約しましたが、タイの長い雨季という概念を完全に失念していたのです。
もちろん到着前というか予約後しばらくして気付いてはいましたが、タイでは雨季の中でも9月が年間で一番降水量が多い月。
私たちが到着する前日には島内各所で河川が氾濫しニュースにもなるほどでした。
まぁ覚悟は決めていたので、事前にインストールしていた配車アプリ「Grab」で意気揚々とタクシーを手配します。
パトンビーチエリアにあるホテルまで810THB(3,589円)。 ※別途チップも要求されたので100THB(約437円)差し上げました。
運転手さんに途中で街中の両替所に寄ってもらい、チップ用に1万円だけ両替することに。
ちなみにこのときのレートが1THB=0.2285円。 ※以降、クレジット以外はこのレートで算出します。
1万円両替して、2,285円になりました。
私が20代のときは(この入りをしはじめたらもうおっさん)
1万円で3,000THBはゆうに越していました。
100THBの商品だったら3倍して300円って思えばいいねーって感じだったのに、タイの物価が上がってしまい旅行者としては寂しい限りです。
そんなこんなで12時前にホテルに到着。
まぁエントランスから素敵!YouTubeで予習した通りの開放的でリゾート感あふれる調度品たち。
ソファで待っているようにと言われ、何味かわからない謎のシャーベットをいただいていると、本来15時チェックインのところをアーリーチェックインをさせてもらえるとのこと!なんという神対応!
部屋まで荷物を運んでくれたホテルの方に50THB(約218円)のチップをお渡し。とても喜んでくれました。
部屋の内装も写真通り。すごく広いわけではないけど、全体的に余裕があってスーツケースを広げても気にならないぐらい。
ソファやデスクもあり、水回りも清潔で、ここなら何泊しても快適だろうなと思える感じでした。
荷解きもそこそこにお腹が空いていたので、ホテルのレストランへ行くことに。
好きな席に座っていいとのことだったので、窓際の席に座ってみるも微妙に雨が吹き込んでくるため写真だけ撮って中央の席に移動。
メニューはというと、タイ料理にはじまり、エスニック料理、ステーキなどの肉料理、シーフード、イタリアンなど種類が豊富。
そして驚きなのが値段。
通常ホテルのレストランって割高なイメージですが、市街地のレストランとそこまで変わらない良心的な価格設定。
私は大好きなトムカーガイ(鶏肉のココナッツスープ)と空芯菜の炒め物、スイカのフレッシュジュースを
ぴっぴはインドのチキンカレー的なものとパッションフルーツジュースを注文。
シェアしながらいただきましたが、お世辞抜きでどれも絶品!!
しかもこれ全部でお値段1,447THB(約6,334円)!!
一食目から大満足でした!
そのあとはホテル内を探検して、部屋に戻って荷解きをしたりゴロゴロしたり。
いよいよ街に繰り出します
夕方に雨が上がったので、夕食がてらビーチまで散歩することにしました。
私は途中の露店でイカ焼きを購入。たしか50THB(約218円)。
その後、ゲームシャツ(サッカーのユニフォームTシャツ)をたくさん売っているお店で、いい感じのものを見つけて2着買おうと思って値段を聞いたら、3,000THB(約13,129円)とのこと。
……うそ!あんた吹っ掛けてんね!
私知ってんだからね!こちとらタイ何回目だと思ってんのよ!
とばかりに値段交渉開始。
なんとか2,000THB(約8,752円)まで下げてもらいました。
冷静に日本円換算する私。
……いや、まだ高い!あんたまだぼってんね!
あたしゃ買わないよ!やっぱ帰る!いいんだね?
横で「もうその値段でいいんじゃない?」と冷静なぴっぴ。
あんたは引っ込んでなとばかりに私は値段交渉を続けます。
1,500THBじゃないと買わないという断固とした意志表示をする私に根負けした店員さんが1,500THB(約6,564円)にしてくれました。
でも今思うとまだ高かったな。ふつうのTシャツが200THBとかで売っている中で、クオリティも高くないゲームシャツを一着750THBで買ったわけだから、店員さんもさぞ喜んでいることだろう。
どさくさに紛れて横にあった帽子も購入。たしか400THB(約1,750円)。
そのあとはフットマッサージをしたくて、ネットで調べて評価の高かった「Limone massage」というお店へ。
そこで、あと100mで着こうかというときに突然のスコール。ビショ濡れになりながら駆け込みます。
居心地のいい店内で店員さんも親切。マッサージの腕前も申し分なし。
たしか30分で200THB +チップ50THBで一人250THB(約1,094円)でした。
この値段だったら毎日行きたいぐらい。
マッサージ店を出た先の露店でTHAILANDと書かれたかわいいニットバッグを発見。
3秒で買います。400THB(約1,750円)
夕食はニューストよしくんがオススメしてくれたタイ料理店「BAAN RIM PA」へ。
雨だったのでタクシーで向かいます。392THB(1,736円)
着いてみて高級感とロケーションの良さにビックリ!
調べてみると、パトンビーチの外れあたりの崖に建つタイ王宮料理レストランでプーケットでは有名みたいです。
窓際の席に案内され、豪雨と荒れ狂う波を見ながら、足元から凄まじい風が吹き上げてこようが、店内の雰囲気に魅了されて夢見ごごちな気分。
上の方からピアノの生演奏まで聞こえてきます。
何を頼んでいいのかわからないので、コース料理とココナッツジュースを頼みました。
料理のクオリティもさることながら品数の多さにまた感動。
庶民食のタイ料理とはまた違った良さがあります。
ちまきの葉っぱを取ってお皿に置いたら、すぐに回収してくれるほどのサービスの細やかさ。
私、王女だったかしらと錯覚しそうになりました。
デザートまでたっぷり堪能させていただき、写真も撮ってもらい大満足でした。これで二人で2,254THB(約9,865円)!!
タクシーでホテルまで帰り(440THB/ 1,979円)、交代でシャワーを浴び、二人して泥のように眠りました。
▼初日の戦利品
- 書いた人
- マッキー恋するファッショニスタ
ファッション好きでとにかくおしゃべり、都内在住、アラフォーゲイ。ゲイ茶の中では恋愛担当かつ癒し系枠。
ここだけの話、実はあの人気BL作家「藍内蒼馬」という噂。
ほかに「マッキーの\ちょっと聴いてよ〜/」というひとり番組も配信中。
https://lit.link/mackypodcast