わびさび茶飯事

COLUMN
2024.11.12

これぞ大人の青春 PCWE2024

ついにこの日がやってきた……!

11月2日と3日に下北沢BONUS TRUCKで行われたポッドキャストウィークエンド(以下PCWE)。
初の2日間開催となった今回は、およそ4,800名の来場者、総勢520名以上のポッドキャスターが参加していたそうです。(PCWE開催レポートより)

我ら「ゲイで茶を沸かす」は11月3日(日)にブース出展させていただきました。
遠方の方やご都合が合わなかった方にも少しでも当日の雰囲気が伝わるように私目線でレポートしていきます。

PCWEの開催時間は11時〜18時なのですが、私たちは準備があるため9:30集合でブースの飾り付けなどを行います。
ちなみに私は興奮であまり眠れず、会場には一番乗り。

約2ヶ月準備してきただけあって設営自体はスムーズに完了。手作り感満載のあたたかみのあるブースになりました。
グッズも去年よりパワーアップして賑やかです。


そうこうしているうちに、最初のお手伝い番組さんである「ねぇ、一歩踏み出してみない?」のPさんとたっちゃんが到着。(かっぴーはお仕事の都合で遅れて到着)
思えば去年は4人のみで挑んだものの、想定以上のリスナーさんにお越しいただけててんやわんやになったので、今年はなんとも心強いです。

シュンがたっちゃんにお会計周りのレクチャーをしていると、11時少し前からリスナーさんが数組いらしてくださいました。

そこからは配信でお話した通り、ありがたいことにたくさんのリスナーさんにお越しいただきました。
気づくと運営スタッフの方がパーテーションを用意してくださり、行列ができていました。
想定していなかった事態に困惑とうれしさが混じりながらも、お手伝いのお二人のおかげで我々はリスナーさん一人一人とお話したり、写真撮影をするなど交流の時間を楽しむことができました。

遠方から来てくださっている方
去年もお越しくださった方
今年はじめて来られた方
以前お便りをくださったリスナーさん
サイレントリスナーさん
来るか悩んだけど勇気を出して来てくださった方
へビーリスナーの友人に布教された方
付き添いで来てくださった方
ゲイ茶メンバーの友人
お手伝い番組さんの友人
行列ができているのが気になって興味を持ってくださった方
などなど……

本当にたくさんの方にお越しいただき、みなさんそれぞれにゲイ茶とのストーリーがあってお話させていただくのが何より楽しかったです。
今年はサインを求められるという芸能人のような貴重な体験もさせていただき、たくさんのリスナーさんに愛される番組になってきたんだなという実感がありました。

お手伝い番組さんは他にも「斜に構えるラジオ」さんと「同じカマの飯を食う」さんがお力を貸してくださいました。
時間を事前に告知していたのもあって、それぞれのリスナーさんも多く来てくださっていて、ゲイ茶ブースが新たな交流の場になっていることがとてもうれしかったです。

どの番組さんもほとんどこちらからはフォローできていないにも関わらず、お会計をスムーズに行なってくださったり、順番待ちのリスナーさんへお声がけしてくださったり、撮影をしてくださったり(シロさんの掛け声もとても盛り上がりました!)、ゲイ茶メンバーだけでは到底できないようなきめ細やかなサポートをしてくださって感謝の気持ちでいっぱいです。

まさかの初の公開収録

実は11時前にお隣のブースである「LISTEN」さんからお声がけいただき、14:30〜ゲイ茶も公開収録に参加させていただくことになっていました。
当初はシュンと私がLISTENさんスタッフの方からインタビューを受けるという想定だったのですが、直前で「せっかくだから4人でどうですか?」とのお申し出。

一瞬ためらったものの、それこそせっかくだからとブースを一旦ストップして全員で公開収録をさせていただくことにしました。
当日のXでの告知にも関わらず、30名ほどのリスナーさんが集まってくださり、「これぞ公開収録!」といった様相に。


なんのテーマも持ち合わせず、裸一貫で挑んだ私たち。
シュンのこなれたMCと肝のすわったジャスミンのボケ、トトメスの独自路線に救われ、なんとか形は保てたのですが、私はというと終始ド緊張していてなんの気の利いたコメントもできずじまい。(普段通りといえばそうなのですが)

あまりオススメはしたくないのですが、こちらがそのときの音源です。

それぞれに反省が残る、少しほろ苦い公開収録となりました。
でも、リスナーさんたちが温かい眼差しで私たちを見守ってくださっているあの光景……
私たちは一生忘れません!!

普段は一方的に声だけで繋がっていた私たちが、こうして目の前にいるリスナーさんに向かって話せるという特別な空間。
きっといつもこんな風に聴いてくださっているのかなとそんな想像をして胸が熱くなりました。

出来はともかく、大好きなポッドキャストウィークエンドでみなさんの前で話すことができて特別な思い出になりました。
サポートしてくださった「LISTEN」さん、急遽にも関わらずお越しくださったリスナーさん、本当にありがとうございました!

そして公開収録後に撮っていただいた私たちの写真がこちら。
それぞれさまざまな思いを抱えつつも、高揚したいい表情をしているのではないかと思います。
私的にはこの写真が今回、一番のお気に入りです。

(Photo by かっぴー)

その後は、ありがたいことに17時過ぎまで行列が途切れることがなく、4人揃ってたくさんのリスナーさんとの交流を楽しむことができました。
気づけば誰一人、水分以外を口にせず、一度もお手洗いにすら行っていませんでした。

そこで一息ついて、仕事終わりなどで18時直前まで来てくださるリスナーさんと最後の最後までお話でき、大満足で終えることができました。

グッズをたくさんご用意してお待ちしていましたが、ありがたいことにおみくじは1時ごろには完売、その他のグッズも多くの方の手に渡り、私たちとしても作った甲斐がありました。
また、たくさんの差し入れもやお手紙もいただき、本当にありがとうございました。
みなさんとのエピソードを思い出しながら、毎日少しずついただいています。(これが最近の休憩時間の密かな楽しみ)

PCWE2024を振り返って

私個人としては「肋骨パキ男のパキラジ」のパッキーと「ココミル戦士マジカルステージ」という限定ユニットを組み、11月2日(土)にも出展していました。
初日はあいにくの雨でしたが、それでも多くのリスナーさんにお越しいただき、お手伝い番組さんのお力を借りてたくさん交流することができました。
2日連続で来てくださったリスナーさんも少なくなく、どちらのブースでもお会いできてとても嬉しかったです。

1年に1回のポッドキャストの祭典、ポッドキャストウィークエンド。
そこは配信者もリスナーも関係なく、ポッドキャスト好きにとっての1年のご褒美の場所。
私はそんな風に捉えています。

配信者といっても多くの番組を聴いている方が多く、それぞれの推し番組の配信者と会えたり(お互いに推し同士なんてことも)、多くの仲間と一堂に会せる特別な日なんですよね。
今年は配信者として全力で楽しみましたが、来年以降出展するかにもよりますが、リスナーとしても多くのブースを巡り、たくさんの新たな出会いを経験してみたいなとも思っています。

改めてゲイ茶ブースにお越しくださった皆様、お手伝い番組の皆様、PCWEの運営スタッフの皆様、ゲイ茶に関わってくださっているすべての皆様のおかげでこんなにも最高で特別な1日を送ることができたと思っています。
本当にありがとうございました!!!

(Photo by かっぴー)

おまけ

ブースの片付け後は、お手伝い3番組さんとパッキーと打ち上げをしました。
この日が初対面のメンバーも多い中、ゲイポ(ゲイポッドキャストの略)仲間としてすぐに意気投合し、PCWEが終わった高揚感に包まれながら有意義な時間を過ごすことができました。

私にとってはこれまで数ヶ月準備してきた2ブースが無事終わったという大団円。
乾杯した直後と最後に集合写真を撮った直後に、自然と涙が溢れてきました。

掛け持ちで準備を進めてきた日々
その甲斐あってたくさんのリスナーさんに来ていただけてたくさんの笑顔が見られたこと
リスナーさんの声を直接聞けてポッドキャストをやってきてよかったと思えたこと
今この場にいるお手伝い番組さんたちの素敵な人柄
そして大好きという一言では語れない信頼のおける仲間

そんな感情が一気に押し寄せてきて自分でもなぜ泣いているかわかりませんでした。
でも一つ言えるのはどの感情も「うれしさ」が伴っているということ。

映画で感動して泣いたり、悲しくてなくことはあっても、大人になって「うれし泣き」できるとは思ってもみなかったです。
仲間と全力で取り組んで、全力で楽しんだこの2日間。

これぞまさに大人の「青春」

この言葉がとてもしっくりきます。
青春を味わわせてくれてありがとう!PCWE2024!

(Photo by かっぴー)

書いた人
マッキー恋するファッショニスタ

ファッション好きでとにかくおしゃべり、都内在住、アラフォーゲイ。ゲイ茶の中では恋愛担当かつ癒し系枠。 ここだけの話、実はあの人気BL作家「藍内蒼馬」という噂。 ほかに「マッキーの\ちょっと聴いてよ〜/」というひとり番組も配信中。
https://lit.link/mackypodcast

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