
TOKYO PRIDE2025 Spotify Podcast アンバサダー就任
特別配信やSNSで告知をしておりましたが、この度、”TOKYO PRIDE 2025” Spotify Podcast Ambassadorに就任させていただきました!
もう狐につままれる気分byトトメス という言葉通り、ありがたいお話をいただき、ゲイ茶一同大変感激しておりますし、こうやって就任できたのも、改めて皆さんがゲイ茶を聞いてくださっていることの表れかと思っています。改めて感謝申し上げます。
そんなアンバサダー活動の一環で、ゲイ茶メンバーがセレクトしたSpotify公式プレイリストを作らさせて頂けるということで・・・大丈夫ですか、Spotifyさん笑
これは、Spotifyが年間を通じて、LGBTQIA+のアーティストとクリエイターを称え、その活動サポートしているグローバル音楽プログラム『GLOW』という専用スペースで掲載されています。
セレクトするにあたり、ゲイ茶メンバーだけでなく、メンバーの周りにいるセクシャルマイノリティ当事者の人たちにもお声がけさせていただき、「人生の悲喜交々に寄り添ってくれた楽曲たち」
というテーマで、その楽曲にまつわるエピソードと共に募集させていただきました。
プレイリストのタイトルは、「GAYCHA playlist:その日の難逃れ」
我々4人が横並びに並んだ写真をカバージャケットとして、掲載いただいております。
GLOWのページはこちら!https://spotify.link/GLOW_JP
本投稿は、2回にわたって、そのプレイリストの曲順通り、その楽曲にまつわる各エピソードを掲載しております。エピソードを知った上で曲を聞いてみると、また違う印象を抱くかもしれません。
プレイリストともに、ぜひお楽しみください。
プレイリストの感想や皆さんの「人生の悲喜交々に寄り添ってくれた楽曲たち」の曲を教えてください!その際は、SNSで、以下のハッシュタグをつけて発信してくださると嬉しいです。
#ゲイ茶の難逃れ
#SpotifyGLOW
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宇多田ヒカル – time will tell
Selector: ダニエル
36歳の時に、18歳のコと知り合いました。半分の年齢の彼なのに、デートするほどどんどん好きになっていきました。ところが初めてのセックスは相性が悪く、その夜を境に彼の心が僕から離れてしまいました。数ヶ月ほど彼が忘れられず、頭がぐちゃぐちゃな夜にこの曲を聴いて、元気をもらっていました。
globe – is this love
Selector: はやてぃー
セクシャリティに悩んだ時鼓舞してくれた曲はglobeのis this love です。私が中学生の頃は情報が少なく、同性愛は病気なのではと悩んでいました。曲を聞きながらis this loveと自問し、「あなたのことが好きだから、あなたにも好きでいて欲しい」という歌詞に願いを込めていた思い出の曲です。
アンジェアラ・アキ – 手紙〜拝啓15の君へ
Selector: しんじろう
高校生の頃に、思春期のあれこれが一気に来た時があって、本当にしんどくて、どうしていいか分からないときにこの曲を聴いて、どうにか頑張ってました。自分の青春時代の応援歌。
いつの時代も悲しみを避けては通れないけど
笑顔を見せていまを生きていこう
この歌詞にすごく救われました。
中島美嘉 – 僕が死のうと思ったのは
Selector: WolfSaito
失恋きっかけに人間不信で死にそうな時に救われたのは、中島美嘉さんの「僕が死のうと思ったのは」
すべてに行き詰まってたときに救われるような気持ちで聴いてました。
そして、その曲を発展させるような形で自分でも作ったのが、WolfSaito「愛を探して長い旅に出よう」
同時期に失恋していてた友人と電話してる時に、ふたりから出てきたセリフが「愛を探して長い旅に出よう」だったんです。
この曲をいつか中島美嘉さんに歌ってほしいと、願っています。
中島美嘉 – 僕が死のうと思ったのは
Selector: スンヨン
ゲイで家族から怒られた時
僕の味方になって欲しかった家族から捨てられた気持ちがあった。
そん時死にたいと思ってたけれど
中島美嘉の僕が死のうと思ったのは聞いて勇気出したことがある
椎名林檎 – 自由へ道連れ
Selector: りょうた
歌詞にある「今ならば男にも女にもならない」「子供にも大人にもなれる」にゲイであることも含め自分というもののグラデーションの立ち位置はどこなんだろうと思っていたことへ、その時々でそのバランスは変幻自在で何者でもあって何者でもなくカテゴライズしなくていいんだとスカッとさせてくれました
ミュージカル『グレイテスト・ショーマン』- This Is Me
Selector: ウサギ
マイノリティであることに不安であったり心ない言葉に傷ついた経験のある人であれば映画の内容相まって刺さる曲だと思いました。きっと誰にもどこかに居場所はあるし尊厳をもって私はただ私でいいのだと、そして同じように傷ついた人もまた同士なのだと力強く優しくもなれる曲です。
Perfume – 微かなカオリ
Selector: もや
昔、既婚者に恋をした。年上の彼の甘い香水と彼自身の匂いが混ざり合ったカオリがすごく好きだった。映画館で手を握ったり、人気のないところでキスしたり、良い思い出もあったけど、やっぱり1番にはなれなくて、不安になる夜も沢山経験した。その時に浸るためによく聴いていた。
鬼束ちひろ – Rebel Luck
Selector: R
20代に入り、同じゲイの友達が出来始めた頃、就職や恋愛で周囲と比べては自信をなくし、自分らしさを見失っていました。彼女の穏やかな歌声と、儚くも力強い歌詞が、優しく寄り添って、自分らしく生きる勇気を与えてくれたように思います。この曲が他の誰かにも、同じ様に心に響きますように。
DEEN – Family
Selector: ゆうた
わりとオープンにしていて妹達には伝えているが両親には言えてない。母はわかってはいるとは思うが口にしない。色んな想いを抱える中、家族で行ったライブでこの曲を聴いた時涙が止まらなくなった。俺はゲイで生まれて来たけど今幸せで、2人の子供に産まれた事を誇りに思う。
歌詞がグサグサささります。
micro – yukiyanagi
Selector: 岩
20代の頃、自信もなく友達も少な無理してた私に、友人が勧めてくれたMicroの「yukiyanagi」。
“ガンバらなくてもいいんだよ”という歌い出しに号泣しました。
西野カナ – 涙色
Selector: こーちゃん
恋人に振られて、景色が灰色に見えて、毎日涙が止まらなかったの時に、ずっと聴いてて、歌った曲です。この歌聴くと今でも思い出すよ。
けど、良い思い出として今は胸に残ってるって感じです。
クリスティーナ・アギレラ – the voice within
Selector: お寺
誰も知らない土地で不安に押しつぶされそうな時、セクシュアリティで悩んでいた時に聞いてた曲です。何か一歩踏み出したい時には、少しだけ勇気を持って踏み出さなきゃと思わされた一曲です。
シアラ – Beauty Marks
Selector: お寺
恋愛で失敗ばかりして、本当に自信がない時に、こんなダメダメな自分さえもありのまま受け入れてくれる人に出会えるようにと泣きながら夜道を1人泣きながら聞いた曲です。
KTタンストール – Suddenly I See Selector: よしこ
特にLGBTQ関連でのエピソードではないけど、自分を鼓舞したい時とか、落ち込んだ時全般で、「プラダを着た悪魔」の主人公さながら、前を向く力をもらった曲!!
映画の世界観も含めて、この曲が好きです!
SUPER BEAVER – 決心
Selector: A
夢を追いかけて彼とお別れをするか、夢を諦め彼と同棲するかという選択が訪れ、
その選択の決め手になった曲が彼の好きなSUPER BEAVERの『決心』という曲です。
明るくて優しい彼らしいこの曲を聴くたびに、いつか会う彼に向かって、良い報告が出来るように頑張るぞと思える思い出の一曲です。
ZARD – あの微笑みを忘れないで
Selector: カズト
僕が生きた学生時代は男は男らしくと言った風潮で女子と遊んでるだけで”オカマ〜"とヤジられる時代でした。学校に行くのが嫌になった時にラジオでZARDの”あの微笑みを忘れないで”が流れてきて、それからは僕の応援歌。「心の冬にさよならして走りだそう新しい明日へ」というフレーズが坂井泉さんの透明感のある声で聞くと心にすぅ〜っと風が吹き抜き抜けて心が軽くなる。今でも自分を元気づけたい時に聞いてます!不運に見舞われながらもギリギリまで人を応援する歌詞を書き続けていたと言う人柄を含めて勇気をもらえる。それがこの曲です。
ミュージカル『Rent』 – Seasons of love
Selector: メルボルン子つよみ
生き辛かった10代。生き方を変えた20代。生きたい世界を探した30代。
歌詞のFive hundred twenty five thousand (中略) measure a year?は、まさに私の生き方の指標になっています
ミュージカル『Rent』 – Seasons of love
Selector: やまきち
親しい仲間が他界し、お通夜から帰宅。
心のザワザワが収まらず、レンタルしていたRENTをみた。
「人生を何で数えようか?」という歌詞に
涙を浮かべながら笑顔で「愛で数えよう!」と歌っている。
人生いつ終わるかわからない、男とか女とかゲイだとか「どうでもよい」事だと思えた。大切な人に大好きだよと伝えて生きたい。
ケツメイシ – ライフイズビューティフル
Selector: KP
自分の人生に疑問を抱いたり自信が持てなくなった時、いつもこの曲にパワーをもらってた。「泣いたり悩んだりするから人生は美しい」「君が乗り越えた壁はいつか君を守る盾となる」「今君が生きてるそれだけの事で誰か幸せに満ちてく」心に寄り添ってくれる歌詞に何度勇気付けられたか分からない。
BUMP OF CHICKEN – ギルド
Selector:ミゲル
高校生の時に人間関係やセクシャリティで悩んで疲れた時に「僕の人生はこれでよいのだろうか…」と考えた時がありました。そんな時にこの曲を聴くとなんてことない日常を生きればいい、異常なことなんてない、自分らしく生きていこう。そんな事を僕に感じさせてくれたのがこの「ギルド」です。
Perfume – シークレットシークレット
Selector:ユウキ
15年程前は友人同士でも本名を秘密にし合う雰囲気がありました。当時ふと耳にしたのがPerfumeのシークレットシークレット。秘密をテーマにしつつポップな曲調で、聞くと切ないながらも少し心が軽くなったことを覚えています。大分オープンな雰囲気になった今、当時の想いを懐かしく思い出す一曲です。
寺尾紗穂 – 魔法みたいに
Selector:Minoru
大切な誰かと笑っていられること、その力こそが最も尊いのだとそっと歌ってくれることで、どれだけ勇気をもらえたかわかりません。
宇多田ヒカル – 幸せになろう
Selector:K
セクシャリティを自覚するようになって改めて聞くと、歌詞の全てがセクシャルマイノリティの背中を押してくれているように聞こえて驚きました。
誰にも幸せになる権利があって、明日は今日よりも良くなると信じていようと思える曲です。
Perfume – 願い
Selector:M
自分のセクシャリティを受け入れることが難しく悩んでいた時に、「1番大事な気持ちを後回しにしてきたね 2つに分かれた自分 くっつけるための願い」という歌詞が胸に刺さって号泣しました。
ごまかしながら生きてきたけど、自分のことをちゃんと受け入れてあげようと思うきっかけになった曲です。
踊ろうマチルダ – 化け物が行く
Selector:みーみ
自分のことを化け物のように、この世に間違って生まれてきたものみたいに本気で思っていた時期がありました。
今はまるでそうは思わないけれど、「化け物」にしか見出せない美しさがきっとあると思います。
たとえ世界から見放されても、「化け物」である誇りを持って気高く生きようと思える曲です。
つじあやの – ラブレター
Selector:ウィサ
既婚者と知りつつ数年付き合った元彼と別れた頃、ウクレレで弾き語りしてました。ベタと言えばベタだけど、大声で歌って吹っ切れた、大切にしたい曲です
SPEED – Carry on my way
Selector:s.z
小さい頃から憧れていた日本へ行く夢を叶えることは、家族や恋人との別れの時でもありました。
葛藤と寂しさを「旅立ちはいつも悲しい、Bye mylove。でもここにいるわけにはいかない、without you。」という歌詞が代弁してくれました。心の中には愛する人たちへの想いを抱きながら、私は前へ進むことを選びました。
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残りは後編(https://wabisabi-cha.com/human/1371/)に続きます。そちらもぜひチェックしてみてください。